和室のフローリング工事のついでにお願いしたのが、
「断熱材を入れる」でした。
写真は、和室のフローリング工事の途中のもの。
青く見えるのが断熱材だそうです。
そして、和室の隣のキッチンの床下を、大工さんがついでにチェックしたところ、
「キッチンにも断熱材が入ってないねー」ということが判明。
昔の家は床下の断熱材が標準装備じゃなかったようです。
「キッチンの床下にも入れますか?」(大工さん)
「ぜひ入れてください!」(夫)
ということで、即、決定。
私は断熱材のことは全くわかりませんが、
「あるとないとは大違い。ぜったい入れるべき」だそうです。
たしかに、工事に入る前の4月上旬、荷物の受け取りでこの家に来たとき、
午前中の数時間、1階で宅配が来るのを待っていた私は、
「戸建てはここまで寒いのか!」という極寒体験をしました。
コートを着ているのに、床から伝わる冷気が半端ない。
このときはまだ断熱材が入ってなかったからかもしれません。。
さて、キッチンの床下がなぜチェックできたかというと、
床下収納があって、そこを開けて樹脂のカゴをはずすと、床下に入れるから!
まさか、ここから床下に入れるなんて、思ってもみませんでした。
すごい! 土が見えるー!
キッチンの床下収納を外して、床下に入った大工さん。
床下に何かいたり、何かあったりするかもと思うと……怖くて入れませんが、
床下の点検口になってるのだそうです。
戸建てって、すごい。
話がそれました。
キッチンのフローリングをはがすわけにはいかないので、床下から断熱材を接着剤で貼り付けるという、正式ではないらしい方法でやってもらうことになりました。
正式な取り付け方じゃないので、不具合が出ることもあるかもしれないとか。
たとえば接着剤が浮き上がって、床にシミがでてくるなんてこともあるかも。
「それでもOKですー」と了承して、取り付けてもらうことにしました。
中古住宅の修理に関しては、「古さの足並みがそろえばいい」という夫の考えです。
ん? 古さの足並み? わかったようで、わからないような……
私なりに噛み砕くと、
そもそも中古物件なので、
補強した断熱材がピカピカの新品である必要はなく、建物の古さにあわせた修理でいい。
それが、「古さに足並みがそろえばいい」なのだと思います。
さて、M工務店さんにお願いした一連のフローリング工事が終了。
お会計を公開!
お願いした修理は、下記の3つでした。
・和室をフローリングにする
・床の間の床下の沈みの修理する
・和室とキッチンの床下にも断熱材を入れる
これだけの工事をお願いして、32万円の支払いでした!
その内訳は、ざっくりですがこんな感じ。
手元に残っている見積書を参考にしたので、実際は差異がありますが。
<床の間修繕工事>
床の間床解体撤去処分費 5,000円
床材料(下地共) 4,000円
<和室床下地工事>
フローリングの床材 8万円前後
畳処分費(8畳) 2万4,000円
床下地材料 2万3,000円
これに、大工さん2人×2.5〜3日の日当 約13万円
断熱材、諸経費などと税金10%をプラスして、端数は値引きしていただくなどで、
合計32万円也。
和室は大満足の仕上がりで、想像以上に快適です。
再び、満足ポーズ
「工務店にすべておまかせでお願いしていたら、1.5〜2倍はかかっていたかも」と夫。
安く抑えられたのは、
・工務店選び
・工事の日を工務店の都合に合わせられたこと
・ひとつひとつ選択して決めたこと
・工事に立ち会ったことで、やり直しがなかったこと
そのかわり、「こちらにもある程度の知識がないと、ただ立ち会っただけではうまくいかないかも」とも。
そうですね。中古マンション購入の際に修繕のやりとりをしていた今までの経験も、いきていたのだと思います。
M工務店さんにはこの先、たびたび工事を依頼することに。
それはまた後日……
おまけ
緑が美しい季節はいいですね。虫もたくさん出てきますが……