中古住宅を古民家風にDIYリフォーム!

中古住宅を購入。心地よく住むために、古民家風に手を入れていくプロセスを紹介します。

1stミッションは駐車場探し

hitujidoshi

さて、買うと言ってしまった横須賀の平屋。
住めるようにするには多くの関門をくぐらなければいけません。


工事やDIYに入るまでにやらなければいけないことを挙げてみます。


1、仮契約、本契約
2、代金の支払い(現金を用意する)
3、残置物の撤去の確認
4、建物の状況確認
5、修理部分を誰に依頼するか
6、各修理代金の交渉
7、工事日程の調整
8、新たに付け加えるべき設備
9、検査


ざっとみてもこのくらいの項目はあります。


物件価格の1割を振込み仮契約は完了。
これが最初の出費です。
担当者にも会わずに進んでいく契約に、若干不安を覚えましたが……。


しかしその前に、最初の関門が。
この場所に鎌倉から通うなら駐車場が必要ではないか。
この建物には駐車場がついていません。


一般のパーキングは歩いて7、8分離れたところにしかありません。
ものを運ぶのに面倒です。
さらに大工さんや設備屋さんが重いものを持ち込むのに車を止めて8分も持ち歩くというのは酷な話です。


まず建物に極力近い位置に駐車場を借りることから始めました。


調べてみると数カ所あるのですが、電話してみると意外にも埋まっている。
ベストとは言えませんが物件から150メートルくらいのところで空きを発見。
看板に書いてある不動産業者に電話をしてすぐに契約しました。
いずれにしろ半年以上は通うことになるのですから。


賃料はひと月9900円。
駐車場の仲介不動産業者へ1か月分と、9月分の駐車場代金の日割りをあわせると3万1440円、これが今回の支払いの2つ目です。


この家のいわゆる三為業者は、残置物撤去があるのですぐに引き渡しとはいきませんでした。引渡しは仮契約からひと月半も先になってしまうようでした。


大工さんを連れて内部外部検査に行きたかったのですが残置物があっては正確に状態を見ることもできず、草ぼうぼうで外部を見ることもできません。


そこで、担当者に話して、物件引き渡し前に建物の周囲の草刈りをすることになりました。


↓草ぼうぼうで、素人の手には追えない感じでした。



伐採や草刈り作業は、鎌倉の家の抜根作業をやってもらったご夫婦の業者さんに依頼しました。
なんと彼らは横須賀在住でこの場所から歩いてこれるほど近いところにお住まいでした。


9月初旬の日曜日、この業者さんの娘さん2人も手伝いに来ていて、私はこういうのに弱いんですね。バイト代を代金に上乗せして支払い。3つ目の支払い、6万円なり。


これで家の周りはスッキリしました。


↓after。家の周りがスッキリ! ムクゲは業者さんのアドバイスで残しました。


そしていろいろ見えてきました。


壁に穴はあるは、軒がベリベリにはがれているは……
それはもう大変です。


↓軒下がベリベリはがれていました。


室内を大工さんに見てもらうため、残置物撤去の日を担当者に確認しましたが、「今、交渉中なので」との答え。
本契約9月末までにまにあうのでしょうか?



<考察>


【1】
 荷物運搬のため、できるだけ物件の近くに駐車場を借りたほうが良い。


自分のためだけではなく、工事を頼んだ業者さんのためにも、近くに駐車場があったほうがよい。ただ、駐車場を借りる時、駐車場オーナー側は、業者が車を置くことをいやがる場合もあるので、曖昧にしておくのも手。


【2】
草刈りというとシルバー人材センターに安価で頼みたくなるところだが、人気なのですぐにはやってもらえない。ここは費用をかけても業者に頼むと確実である。日程調整も比較的楽。


【3】
家の直しは工務店に頼めば全部やってくれるのだろうが、工事を個別に注文するのと比べて値段は倍くらい高くなると思った方がよい。逆にいうとそれぞれの工事の段取りを自分でやらなければならない、時間の取れる(私のように)人間でないと無理。これは鎌倉で経験ずみだ。