中古住宅を古民家風にDIYリフォーム!

中古住宅を購入。心地よく住むために、古民家風に手を入れていくプロセスを紹介します。

キッチンでお湯が出るようにする

キッチンには湯沸かし器がついていました。


↓before


まだ使えるようでしたが、これは変えたかった!


子どものころは湯沸かし器でしたが、使い方を忘れてしまっているし。
部屋の中で火を燃やすのもためらわれるよね、という理由で、撤去を希望。


ちなみに、わが家のお風呂は給湯システムです。
ピッとボタンを押したら給湯できて、追い焚きもできる普通のタイプ。


なのになぜ、キッチンは瞬間湯沸かし器?


今回は、キッチンの湯沸かし器を撤去して、お湯が出る工事をした話を書きます。
しっくい祭りの前に工事をしました。



ある日、プロパンガス屋さんから連絡がありました。
前に住んでいた人がプロパンガスを使っていて、引き続き契約してほしいと。


そしてやって来たのが、2人の男性。
20代後半か30代に見える、夫いわく「少年のような」プロパンガス屋さんと、70歳半ばに見える設備の人。


「まるで孫とおじいちゃんのようだった」と夫(失礼)


家には給湯器がついていて、お風呂は給湯システムなのに、なぜキッチンが湯沸かし器?という疑問に対して、設備の人が言うには、
「瞬間湯沸かし器はすぐにお湯がでるけど、給湯器からキッチンまでぐるっとパイプをまわしてきたら、冬場はお湯が出るまで時間がかかるからじゃないか」とのこと。


さて、設置されている給湯器は、2人で暮らすには問題ない、中ぐらいの容量だそうです。
そこで、
・湯沸かし器の撤去
・キッチンの水道からお湯が出るようにしてもらう
という工事をお願いしました。


玄関の脇にある給湯器からパイプをのばして、玄関まわりの土の中を通って、キッチンの窓から上がって、お湯の出る蛇口につなぐ工事です。
書いてるだけでも大変そう。


↓玄関の脇にある給湯器。「最大53.5kW」とあります。


↓給湯器の下を細長く囲んだ花壇にして、多肉ワールドにしました。由比ヶ浜で拾ってきた流木を置いたりしたのですが、もはや雑草の勢いに負けていて……。



このとき、設備の人がチェックしていて、夫に言ったのが、
「ここ、家の前まで都市ガスが来てるよ」


なんと! 都市ガスでもよかったのです。
近所の人は都市ガスにしているそうです。


初期の工事費用はかかっても、長い目で見れば、都市ガスのほうがプロパンガスよりガス料金が安い。それなら都市ガスのほうがいいかも?


でも、いま下見に来ているのは、プロパンバス屋さんと、設備の人。
プロパンガス屋さんに下見してもらいながら、「やっぱり都市ガスにします」とは言いにくいと考えた夫。


さらに、上記の工事費用の見積もりは、4万4000円と言われて、その安さにびっくり。
結局、プロパンガスで工事をお願いすることにしました。


後日、半日ぐらいの工事で、このときは立ち会いはなく、ぶじ終了。
見積もり通りの請求額でした。


そのあと追加で、洗面所の蛇口の位置を変えてもらう、洗面台をつけかえる、キッチンの換気扇を交換する、などの工事を、同じプロパンガス屋さん+設備さんにお願いすることになります。前述の設備の人がおもしろかったのですが、その話はまたのちほど。


都市ガスかプロパンガスかという選択が実はあった、わが家。


夫いわく、プロパンガスのガス料金は高いけど、それを継続してもらいたいのがプロパンガス屋さんの一番の目的で、いろんなサービスをしてくれるそうです。


これはYouTubeで見た話だそうですが、プロパンガスならエアコン1台つけるとか、そんなサービスをするところもあるのだとか。アパートのオーナーはプロパンガスを選ぶ場合が少なくなく、それは初期費用が安くてすむし、高いガス料金は店子が払うのだから、というシビアな話も。


いずれにせよ、うちはプロパンガスで、毎月、重いガスタンク(?)を交換する人が来ていて、大変そうだなあと思います。


キッチンは、冬場でもすぐに熱いお湯が出てくるので満足しています。


↓キッチンの蛇口。もう少しかわいいレトロな蛇口にしたいな……。




おまけ
毎日暑くてたまりませんね。
先日の夕焼けでひと涼み。。。