中古住宅を古民家風にDIYリフォーム!

中古住宅を購入。心地よく住むために、古民家風に手を入れていくプロセスを紹介します。

<考察>ネットで購入

ご無沙汰でした、夫です。


さて私、漆喰祭りの後半はぎっくり腰で戦力にならなかったのですが、
といって何もしなかった訳ではありません。
せっせせっせとパソコンを覗いておりました。


家は壁と屋根と床があれば足りるというものでもありません。
ドアを開けるのも把手と言うものが必要ですし、トイレには鍵がないといけません。
そんなもの機能すればいいのだろう?なんて意見もありますが、私の考えは違います。


こういう細部にこそ美は宿るのです。
そしてその美しさ、素敵さが建物のグレードを一段、二段と格上げするのですよ。


言いかえれば細部に少しグレードを上げた凝った部品を使うと全体がよく見える。
非常にお値打ちなのです。


まずトイレのドアノブ。これはカットガラスのもの。4,000円。
それに鍵はレバー式、古い真鍮製なのです。たしか600円。



ネットオークション、アンティークものをせっせと探せばみつかります。
そんなに高いものではありません。


ネット購入で気をつけなければいけないのは大きさが合わないことです。
サイズをしっかり調べてドアの前で何度も採寸。


それでも結果的に取り付け不能なんてこともあります。
それがいやならピカピカの味気ない新品を買いましょう。


玄関ドアはもともとクラッシックで落ち着いた雰囲気。いい感じでした。
しかし、ドアレバーはありきたりなまっすぐなもの。


もう少しデコレーティブであって欲しかった。それでアンテークオークションでいいのを見つけました。しかもこのドアに取り付けられそう。


値は張りましたがここは一つえいっ、と買ってしまいました。送料込みで10000円超えです。


それからリビングのカーテン、これのレールもアンティーク風。これは新品で、8000円くらいしました。



考えてみれば時計も鏡もアンティーク風。
我が家のインテリアテーマが大正ロマンなのでどれも調和します。
振り子時計を眺めながらコーヒーを飲む。幸せな瞬間です。





考察1 美は細部に宿る


玄関ドアがいい例です。元々のデザインに一手間いい部品を追加するとグッとレベルアップします。



考察2 類似品を同時に追う


ネットオークションでうまく買うコツは一商品にこだわりすぎないこと。
自分がいいなと思ったら他の人もいいなと思っています。
そうすると値段がどんどん釣り上がりとんでもない値段になってしまうことがあります。
そういう時はさっさと諦めることです。
一番いいのは自分で許せる範囲の類似品3点くらい追って、安めに落札することです。
ベストの商品ではなかったかもしれないが、それもご縁なのです。



考察3 諦めるとよいことが


柱時計も本当はゼンマイ仕掛けのものが欲しかったのですが、
なかなか程度の良いものがないのです。良いのがあるとべらぼうに高い。
そこで買ったのがゼンマイ振り子時計風デジタル振り子時計。4,700円。安い!
結果的にゼンマイを巻く手間が省け(電池が入っています)時間もずっと正確なのです。