中古住宅を古民家風にDIYリフォーム!

中古住宅を購入。心地よく住むために、古民家風に手を入れていくプロセスを紹介します。

キッチンの換気扇を交換する

古いキッチンをどうしたらいいか。


キッチン、水回りは、断然、新品がいいですよね。


……と、思い込んでいましたが、
よく考えてみると、そうでもないような気がしてきたという話です。


↓キッチンbefore


キッチンの問題は、大きく分けて3つありました。


1 システムキッチンを交換するか、そのまま使うのか


2 換気扇が古過ぎる


3 キッチンの前面の出窓っぽいところをどう活用するか



わたしも夫も料理下手ですが、テンションの上がるキッチンにしたいと、意見は一致。


まずはシステムキッチン総入れ替えを考えました。
古い設備なので、サイズも小さめ。幅が238センチです。


それでも新古品で、ぴったりサイズのシステムキッチンを夫が発見。
17万円くらいでした。


探してみると、どんなサイズでもあるものですね。
しかししばらく悩みました。
オーソドックスなタイプですが、
それでもピカピカの新品システムキッチンが、
この空間におさまったイメージを想像すると……


なんだかしっくりこない。


だって、まわりが古いですから。
天井も柱もしっくいの壁も、塗り直したといっても、キラキラ新品ではありません。


家が築50年近くなのに、キッチンがピカピカ新しいと、釣り合わない気がする。
これも意見が一致。
システムキッチン入れ替え案はボツにしました。


ネットで古民家のキッチンリフォームの例などいろいろ見ていて、
タイル貼りにあこがれるようになります。
DIYアドバイザーの嶋崎さんに相談して展開していくのですが、
その話はまたのちほど。


今日は、「2 換気扇が古過ぎる」についてもお話しします。


↓換気扇 before


上の写真が換気扇ですが、
一見、どこが古過ぎるの?と思うかもしれません。


じつは……


↓ジャーン! 下から見上げた換気扇 before


なんちゃってレンジフード!


ひもを引っ張ると羽が回る換気扇。
子供のころ家にあったやつです。
レンジフードに見えましたが、中はこうなっていたのです。


ええっ!?と思いましたが、知恵が詰まっている感じもします(笑)


揚げ物や炒め物をするときに、この羽だとパワーが心許ない。
部屋ににおいが充満しそう……。
さすがに換気扇は変えようと、ふたりの意見が一致。


ネットで見たり、コーナンに見に行ったりしましたが
レンジフードは10万円くらいするみたいです。


結局、前述したガス屋さんと設備のおじさんに相談。


「このサイズのタイプは難しいかも」と言われましたが、
探して注文してもらい、
取り替えることに。


工事はだいぶん時間がかかったそうです。
洗面所の工事(配管の位置を変える、洗面ボウルを取り付ける)といっしょにやってもらったのですが、
設備のおじさんがもうひとり助っ人を連れてきて、
ふたりで工事して丸1日かかったとか。


↓換気扇after  3段階で切り替えられます。よかったよかった。


立ち会ったのは夫。
「設備のおじさん(70代くらい)が、かつての同僚をつれてきたふうだった。ふたりで、熱が伝わるからここの金属はどうのとか、あれこれ相談しながら工事していた」
のだそうです。


手元にある明細では、
レンジフードは73,425円。
工事費は、洗面所の工事(配管の位置を変える、洗面ボウルを取り付ける)とあわせて、62,575円。



換気扇の交換は想定外の出費でしたが、
洗面所の工事をいっしょにやってもらったことで、工事費をおさえられたのかも。


工事費がおさえられたお礼に(?)と、
夫は、そのガス屋さんおすすめのファンヒーターを購入していました。


ガスファンヒーターは14,500円


当時、「ファンヒーターなんていらないものをなんで買ってるの!」と、
私はプンプンしていましたが、
その年、冬を迎えたわが家は極寒で、
ファンヒーターを買っておいてよかったね、ということになりました。


夫の采配がうまくいきました。



おまけ
秋の祭りの予行演習で、花火が上がりました。