中古住宅を古民家風にDIYリフォーム!

中古住宅を購入。心地よく住むために、古民家風に手を入れていくプロセスを紹介します。

しっくい祭 後半戦

最初のしっくい祭を終えて、GW期間中の作業は、
・家にあるしっくいがなくなるまで、しっくいを塗る
・ゴミを自宅に持ち帰る
でした。


洗面所の壁については前に書きました。
GW中に、1階と、2階の部屋の半分くらい、塗り終えたのだと思います。
塗りが粗いところは、次回来るDIYアドバイザーさんに直してもらえばいい。


修正が効くのも、しっくいの優れたところ。


夫はトイレのしっくいをがんばりました。
なぜ狭いトレイを、スリムとは言えない夫が?


「新品のトイレではなく、使っているトイレだから、そんな空間を他人様に塗ってもらうのは申し訳ない。トイレは自分で引き受けようと思った」


知りませんでした。偉いです。


トイレは砂壁だったので、たっぷりシーラーを含ませます。
難しいのは、狭いということ。
便器をまたいで脚立をやっと入れても、脚立の上に上がると体が回転できません。
四苦八苦した結果が、壁面に凸凹となってあらわれていました。
手作り感満載の、ワイルドなしっくいです。


GW中にがんばりすぎた夫は、なんと、ぎっくり腰になってしまいます。
しっくい祭後半戦に参加できないという、まさかの事態に。


さて、ゴミについても触れておきます。


鎌倉の家にはまだ住んでいなかったので、分別の仕方も曜日も、ゴミの出し方がわかりません。たとえ知っていても、ゴミ収集の前日からゴミを出すことはできないですしね。


車で90分かかる自宅に帰るたびに、
ゴミがいっぱいに詰まった袋を積めるだけ車に積み込み、せっせと持ち帰りました。
自宅で、分別しなおしたり、粗大ゴミとして出したり。ゴミの世話はけっこうストレスでした。


工務店にまるっとおまかせだと、こういう苦労はないのでしょうね。


お弁当ガラなど食べ物のゴミは優先して持ち帰りました。
活躍したのが、取っ手付き90ℓのゴミ袋。
取っ手部分を片腕にひっかけて、部屋を移動できます。両手があくので、これが案外便利。


もうひとつ買ってよかったのが、自立するほうきとちりとり。
乾いたらしっくいのはみ出したのがぼろぼろ床に落ちるので、作業後に掃き掃除をします。
ほうきとちりとりが自立してくれると、見た目も気持ちもすっきり。
今も玄関のたたきで自立しています。


↓ 画像はアマゾンから。これで1651円。




さて、GWが終わった週明けから、月火水と3連チャンで、しっくい祭後半戦に入ります。


メンバーを少しずつ変えながら、
月曜は3人、火曜は4人、水曜は6人で作業をしました。


前述のように、GWのがんばりで涙の負傷の夫は参加できず。
予定を変更して、わたしが大船の常宿に3泊しました。
とはいえ、DIYアドバイザーの嶋崎さんのもと、アドバイザーのみなさんがぐいぐい進めてくれるから大丈夫なのです。


追加のしっくいも届きました。
2階の部屋のしっくい塗りや、1階の部屋やトイレのしっくいの補修を中心に。
洗面所の問題の壁は嶋崎さんが集中して直してくれました。


毎朝、嶋崎さんが必要な作業をぱぱっと見極め、作業分担を発表。


↓ 作業の分担が段ボールに! この日は6人。


それぞれが持ち場に散って作業開始。


こげ茶のペンキを塗った建具に、白いしっくいがはみ出してついていたりするので、その上からこげ茶のペンキを細い筆で塗るのが、タッチアップ作業です。


キッチンの白ペンキは、こんなふう。


↓ キッチンbefore 


↓ キッチンに白ペンキをペイント。キッチンの扉は外して廃棄しました。




最初のしっくい祭のときに、和室の障子がはずれなかったのですが、今回、工具を用意してきてくれて、無事、障子がはずれました。


↓障子がはずせたので、周りの建具がペイント可能に。




↓ しっくい祭 最終日の記念写真。ありがとうございました、みなさん!




だんだん、住みたい家になってきました!


これで終わったわけではなく、キッチンのタイル貼りや、しっくいの最終修正などもまだ続きます。嶋崎さんとアドバイザーさんたちにはまた来ていただくことになりますが、しっくい祭 しっくいの部はこれにて終了〜




おまけ


能登の写真。建物と建物の間の空気感がいいです。