中古住宅を古民家風にDIYリフォーム!

中古住宅を購入。心地よく住むために、古民家風に手を入れていくプロセスを紹介します。

<考察>物件価格以外の諸費用の目安は

夫です。


前回の続きです。
不動産屋から値引きの承諾の連絡が来たときはびっくりしました。
こちらが提案したのは表示価格より、そうですね、
新車で普通乗用車が楽に買えるほどの値引きなのです。


どうして受けてくれたのだろう?
あの投資家はどうして買わなかったのだろう?
疑問だらけです。


とにかく私たち夫婦は鎌倉に一軒家を買うことになったのです。


決まってからもやることは山ほどあります。
大きく分けて2つ。


一つは建物を住める住宅にすること。
こっちは妻が詳細に述べているので省きます。


もう一つは、契約までの手続き、決済の日にち決め、お金の準備、登記への準備。
これらは大きく分けて4つ。


1、買付証明を出す。購入の意思証明。返事がくる前の話です。


2、仮契約 不動産会社に出向いて正式なサインをする。本契約に必要な書類、手数料などを伝えられる。


3、本契約 代金の一部、私の場合100万円を渡す。初めて売主と出会う。


4、決済 銀行の会議室で。残りの代金と不動産会社の手数料などを払う。
この決済で建物の鍵を渡してもらい晴れて自分のものになるのです。


1〜4の間、ちょうどひと月です。
急いでもらったせいもあるのですが、これはかなり早いペースだそうです。


物件の代金以外に払ったのは
仲介手数料、登記料、振込手数料、固定資産税、後日払った火災保険料3年分、不動産取得税。
諸費用はすべて合わせて物件価格の約12パーセントでした。
はあ。


実は仮契約の後、鍵を借り家に入らせてもらいました。採寸のためです。
何せやらなければいけない工事、作業が山ほどある。決済まで待っていられません。


それに内見の時は購入が決定していないので写真を撮るのも憚られます。
我が家になる家をじっくり見たいという思いもあって無理を言いました。


残置物は内見の前日、綺麗に処分したそうです。


大自然を前にして、そこそこの庭(庭になるべき土地)があり、屋根があり、柱があり。
これを自分の住処に変えていくのです。気分はロビンソンクルーソーです。


↓ 採寸しまくりました


↓  中もひたすら採寸……


やるべきことの順番を決め、予算を見積もり、それぞれ並行して準備を進めていく。
そして妻と話し合い、手持ちのお金と相談をしてリフォーム代金を220万と決めました。


完成、正式に入居する日も7月半ばから後半にしようと。
東京オリンピック開会式を我が家で見たいというのが希望です。


決済日が4月初旬ですから、3カ月半です。間に合うでしょうか?



さて、考察です。


1、物件価格以外の出費も覚悟せよ


住宅購入は初めてではないので覚悟はできていたが、物件価格以外のお金はツライ。
でも、諸費用12パーセントは妥当なところだと思う。
これ以外にも引越し代、新しい家具、家電など、お金が飛ぶように出ていく。あらかじめ覚悟されたし。



2、中古住宅を購入する時、現金ほど心強いものはない。


これは、前にも書きましたが、うちはマンションを先に売って現金化し、賃貸物件に住み様子見をしていました。
手持ちの現金があったからこそスムーズに決済まで持っていけたのです。



3、評論家の予想はあたらない。


不動産の価格はどう動くのか誰にもわかりません。
ある不動産系のユーチューバーが「マンションを早く売りなさい。これから住宅価格は暴落する」と、言っていました。
これが2018年頃の話です。


ならば早くマンションを売ってしまえ!(マンションを売る時も大変だったのですが)
次が決まるまでは賃貸に住めば良い。


そして手元にある現金を投資で増やせば良い(あぶない匂いがする)。


2017年は仮想通貨大ブレイクの頃です。若いお兄ちゃんや、お水系のお姉さんが数億円を稼いだと豪語しておりました。
マンションを売った現金のうち1割を仮想通貨投資に回すことにしました。
もしこの1割の現金を倍にできれば全額を投資に回してもよいかと考えました。
有料の投資講座も受けました。学んだ私は約一年間、パソコンに向かいチャートと格闘をしておりました。
結果は?
プラスマイナスゼロです。
ひととき大分増えたときもありましたが大損したときもあり、全く増えませんでした。
有料講座の講座料を差し引きしてもマイナスにはなりませんでしたが。
妻には「投資センスなし」の烙印を押されました。


さて、下落するはずの不動産価格はコロナのこともあり、上がる一方。
手持ちのの現金で早く家を買った方が良いとの結論。



4、家を買うと人生の決意を新たにできる。


なんでもいいから家を買おうと言っているわけでは決してありません。
自分達にほどよい家を買うことができた暁には新たにいろいろな決心が生まれてくる。
良いきっかけではないか?