中古住宅を古民家風にDIYリフォーム!

中古住宅を購入。心地よく住むために、古民家風に手を入れていくプロセスを紹介します。

畳をフローリングにしたい!

しっくい祭のことを書こうと思ったのですが、その前に、和室の工事について先に書いておこうと思います。


DIYアドバイザーの嶋崎さんに相談して、DIYじゃなくてプロの業者に頼むことにしたことのひとつが、
「1階の和室の畳をフローリングにする」
です。
しっくい祭の前に、フローリング工事はすませておいたほうがいい、ということでした。




新しい畳に交換する、という案もあったのです。新品の畳の匂いのする和室にゴローンと大の字に寝転んだら、気持ちいいだろうな。


しかし、うちには爪研ぎ大好きなねこがいるので、せっかくの新しい畳がボロボロになるかもしれない……。
ここはひとつ大正モダン風に、フローリングにしようということで、ふたりの意見が一致。
(大正モダンとフローリングの関係はわかりませんが……笑)


そこで大きな問題が!


どの業者に頼めばいいのでしょう。
きちんと仕事をしてくれて、適正価格の業者を知りたい。
ぶっちゃけ、ぼったくられたくない。
どう探したらいいのでしょう。


たまたま、駅に置いてあった、市の広報紙を持ち帰っていて、何気なくパラパラ見てみていたときに、見つけたのです! 
商工会議所の広告記事でした。
工務店を紹介しますというようなことが書いてあったと思います。
そうだ! 商工会議所を通して工務店を紹介してもらえばいいのでは?


夫が商工会議所に電話で問い合わせて、住所と内容を伝えたところ、M工務店を紹介してもらいました。車で15分くらいの近所で、兄弟でやってるこじんまりとしたところ。


日当が決まっいて、2人で1日だと4.5万円くらい(税抜きで)。それにプラスして材料費。
明朗会計がいい感じです。


早速、M工務店さんにお願いすることに!
床材の色を選んだり、工事に立ち合ったりしたのは夫です。


床材はよいものを選びました。
「サンプルを見せてもらったら、高い床材のほうが断然いい。それに、安い床材でも高い床材でも、工賃は同じ。それならいい床材を使おうと思った」のだそうです。


印象深かったのが、「フローリングの板目の向き」の話。


1階は、和室の隣がキッチンで、キッチンはフローリングでした。
フローリングの板目の向きは当然、キッチンの板目に合わせるだろうと思っていたら……。


工事の日、夫が2階で昼寝をしていて、降りてきてふとのぞくと、板目を逆に(横向きに)貼ろうとする寸前だったとか。


「構造上、横向きのほうが強度があるからと、大工さんが言うんだけど、デザイン的には、キッチンの板目に合わせた縦向きのほうが断然いい」
つまり、大工さんはデザインより強度を優先していた、ということですね。
それで、重い家具は置かないからとかなんとか説得して、縦向きに。デザイン優先にしてもらったのだそうです。



そんなバトルがあったなんて、知らなかった。おつかれさまです。


そこからの教訓。
「当然こうだろうと思っていても、その通りにならないことがある。リフォームは打ち合わせが大事。床材を貼るときは前もって話し合い、板目の向きを決めておくこと」


さて、新しいフローリング。とっても気持ちがいい。
じめじめしていた和室が見違えるようにすてきになってきました!


ご満悦……。


まだ畳をフローリングにしただけなのですが、大満足の部屋の予感です。
M工務店さん、ありがとう。


このとき、フローリングだけじゃなくて、ほかの大工工事もお願いしたので、次回はそのことについて書こうと思います。




おまけ
明月院〜あじさい寺〜


奥の方にある本堂後庭園では、花菖蒲がいっぱい。